漫画を描くなら、ComicStudio
漫画を描くなら、ComicStudioがおすすめ
漫画の同人誌を作るなら、ComicStudio(コミックスタジオ)がおすすめです。
このソフト、なにがすごいかって、手描きで漫画を描く時のワークフローを忠実に再現しています。
ネームと下書き、コマ割り、ペン入れ、ベタ塗り、トーン貼りという、一連の手描き工程を、すべてソフトで出来ます。
なので、漫画を描く人にはもってこいのソフトというわけ。
こんな感じの編集画面になっています。
photoshopみたいに、レイヤーを使えます。このレイヤーで、下書きとペン入れが出来ます。
漫画を描いていると、ホワイトで修正するというのが必要なんですが、ComicStudioでは、消しゴムツールがあるので、簡単にホワイト処理が出来ます。しかも、やり直しが出来るのが強みです。
トーンもラクラク
特に便利だなと思うのは、トーンのパターンがあらかじめ登録されていて、簡単にトーンを貼れるところ。
手描きの場合、トーンを使う大体の大きさに切って、仮貼りをしてカッターで切り取り、シワにならないように丁寧に貼って・・・
という、非常に面倒くさい作業をしなければなりませんが、ComicStudioなら、選択範囲を設定して、トーンを選ぶだけ、という、非常に簡単な作業でトーン貼りが出来ます。
こんな感じで、非常に簡単です。
photoshopでも同じような事ができるんですが、やはり漫画専用ソフトだけあって、漫画を描くのはこちらのほうがやりやすいですね。
印刷会社に印刷外注する時は、PhotoshopのPSD形式で書き出せるので、問題ないですね。
モアレに気をつけること
ただひとつ、トーンを貼った時に注意が必要なのが、「モアレ」です。
モアレとは、印刷する時にアミ点が重なって干渉しあい、へんな模様になることです。
▲これが、モアレです。
特に、トーンを重ね張りしている時に注意が必要です。
また、単一のトーンを貼っていても、印刷会社で印刷する時に、モアレが発生する場合があります。
そんな時は、「80線」で印刷するように指示すれば、モアレが起きにくくなります。(通常の印刷は150~175線でやります)
そういうわけで、同人漫画作家のみなさんは、このソフトをよく使っています。
ペンタブレットは必須の道具ですので、お忘れなく。